審査に入る前に各委員にお願いがございます。審査に当たりましては、現在の
新型コロナウイルス感染状況を鑑み、効率的な委員会運営となるよう、当委員会に付託されました案件の質疑に努められますよう御協力をお願いいたします。
議案第1号令和4年度音更町一般会計予算、議案第2号令和4年度音更町
国民健康保険事業勘定特別会計予算、議案第3号令和4年度音更町
後期高齢者医療特別会計予算、議案第4号令和4年度音更町
介護保険特別会計予算、議案第5号令和4年度音更町
個別排水処理事業特別会計予算、議案第6号令和4年度音更町
水道事業会計予算、議案第7号令和4年度音更町
簡易水道事業会計予算、議案第8号令和4年度音更町
下水道事業会計予算、議案第19号音更町手数料条例の一部を改正する条例案、議案第23号音更町消防団条例の一部を改正する条例案の件を一括議題とします。
各会計全般の概要説明を求めます。
宮原副町長、お願いします。
5 ◯副町長(宮原達史君)
それでは、本特別委員会に付託されました令和4年度予算の概要について御説明を申し上げます。
令和4年度予算は、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う財政需要の増加など、引き続き厳しい財政状況にあっても、社会経済状況の変化に柔軟に対応し、多様化する町民ニーズを的確に捉え、コロナ禍の経験を踏まえた事業の再構築を行うなど、第6期総合計画に掲げるまちの将来像である「みんなが住みよい 選ばれるまち おとふけ」を目指し、持続可能なまちづくりの実現に向けて取り組むことを予算編成方針といたしました。
また、
新型コロナウイルス感染症への対応など、町民の命や暮らしを守ることを最優先としつつ、脱炭素社会の実現に向けた取組や
キャッシュレス化の推進など、課題の解決につながる未来への投資を盛り込んだほか、少額であっても直接町民の生活に関わりの深い事業や、これまで進めてきた子育て・教育環境の整備にも配慮した予算編成といたしました。
はじめに、令和4年度の各会計の予算規模について、前年度政策予算補正後の数値との比較で申し上げます。
一般会計につきましては211億4,700万円で、0.4%の減となっております。
次に特別会計でありますが、国保会計は48億1,500万円で1.1%の減、
後期高齢者医療会計は6億7,100万円で2.3%の増、介護保険会計は39億6,100万円で0.1%の増、
個別排水処理事業会計は1億6,600万円で7.1%の増となっております。特別会計全体では96億1,300万円で0.2%の減となっております。
次に企業会計でありますが、水道事業会計は、収益的収支では、収入が10億7,490万4千円で2.8%の増、支出では9億4,459万1千円で1.9%の増となっております。資本的収支では、収入が3億672万7千円で0.3%の増、支出では9億2,133万4千円で4.2%の増となっております。
次に
簡易水道事業会計でありますが、収益的収支では、収入が3億6,213万2千円で1.9%の減、支出では3億6,776万2千円で3.8%の減となっております。資本的収支では、収入が2億3,991万7千円で0.9%の増、支出では3億4,940万5千円で3.2%の増となっております。
次に
下水道事業会計でありますが、収益的収支では、収入が11億3,549万7千円で1.1%の減、支出では9億4,083万6千円で0.2%の減となっております。資本的収支では、収入が5億6,140万6千円で3.9%の増、支出では10億7,371万3千円で1.8%の増となっております。
これらの結果、一般会計、特別会計及び企業会計を合わせた全会計の予算総額は353億5,764万1千円で、率にして0.1%の減となっております。
次に、一般会計の歳入歳出の主なものについて、前年度政策予算補正後の数値との比較で申し上げます。
はじめに歳入についてでありますが、町税につきましては、個人住民税で農業所得等の伸びによる増収が見込まれ、固定資産税で、感染症の影響を受けた中小企業等に対する軽減措置が終了することから、3億5,087万円の増と見込んでおります。
地方消費税交付金につきましては、前年度決算見込額に対し、地方財政計画上の伸び率を勘案し、1億1,800万円の増と見込んでおります。
地方交付税につきましては、普通交付税の振替財源である
臨時財政対策債が減額となることから、1億6,500万円の増と見込んでおります。
国庫支出金につきましては696万4千円の増と見込んでおりますが、その主な理由は、
道路整備交付金、
重層的支援体制整備事業交付金などの増によるものであります。
道支出金につきましては6,637万3千円の増と見込んでおりますが、その主な理由は、障がい
者自立支援給付費負担金、
重層的支援体制整備事業交付金などの増によるものであります。
寄附金につきましては5千万円の増と見込んでおりますが、
ふるさと寄附金の増によるものであります。
繰入金につきましては1,944万6千円の増と見込んでおりますが、減債基金などからの繰入れの増によるものであります。
町債につきましては8億7,700万円の減と見込んでおりますが、
臨時財政対策債、道の駅整備事業債などの減によるものであります。
なお、普通交付税の振替財源であります
臨時財政対策債につきましては、地方財政計画において67.5%の減と大きく抑制されたことから5億8,600万円の減と見込んだところであり、地方交付税と
臨時財政対策債を合わせた実質的な総額は4億2,100万円の減を見込んでおります。
次に歳出でありますが、議会費につきましては42万3千円の増でありますが、事務局事務費などの増によるものであります。
総務費につきましては4,201万9千円の増でありますが、とかち
広域消防事務組合負担金などの増によるものであります。
企画費につきましては5,904万2千円の増でありますが、
ふるさと寄附金関係費などの増によるものであります。
保健福祉費につきましては1億103万円の増でありますが、
新型コロナウイルスワクチン接種事業費などが減となるものの、
自立支援給付費などが増となることによるものであります。
町民生活費につきましては3,491万4千円の増でありますが、
合同納骨塚整備事業費などの増によるものであります。
産業振興費につきましては8億1,880万9千円の減でありますが、道の駅おとふけの管理費などが増となるものの、同じく道の駅の整備事業費などが減となることによるものであります。
建設費につきましては2億1,701万2千円の増でありますが、なつぞ
ら公園整備事業費などが減となるものの、音更然別1号道路整備費などが増となることによるものであります。
教育費につきましては1億1,058万2千円の増でありますが、
総合体育館管理費などが減となるものの、小学校整備費などが増となることによるものであります。
公債費につきましては1億517万1千円の増でありますが、
役場庁舎耐震改修及び増築事業債などの償還開始による
長期債償還元金の増によるものであります。
諸支出金につきましては4,015万1千円の増でありますが、
上水道事業出資金などの増によるものであります。
職員費につきましては3,343万3千円の増でありますが、
退職手当組合清算納付金などの増によるものであります。
財政運営に当たりましては、引き続き、町民の福祉の充実に十分に意を配するとともに、財源の効率的な活用を図り、将来世代の負担も考慮しながら健全財政に取り組んでまいります。
以上、予算の概要を申し上げましたが、予算内容の詳細につきましては、特別会計及び企業会計を含め、提案時に各部長から御説明申し上げます。
御審議をよろしくお願い申し上げます。
6 ◯委員長(上野美幸さん)
説明が終わりましたので、概要説明に対する質疑を行います。
質疑ありませんか。
山川委員。
7 ◯委員(山川光雄君)
1点だけ質問させていただきます。今の説明の中で、最初の文面の中の3行目に事業の再構築という言葉が入っております。この事業の再構築について、今後の各款の質疑の中で参考にさせていただきたいと思いますので、どのような事業について再構築された、例を挙げて説明いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
8 ◯委員長(上野美幸さん)
深谷財政課長。
9 ◯財政課長(深谷邦彦君)
事業の再構築ということで御質問いただいたかと思います。事業の再構築というところにつきましては、必ずしもスクラップ・アンド・ビルドということで事業の廃止を伴うものでもないという状況でございまして、事業を具体的に廃止したというものは特にございません。ただ、
キャッシュレス化の推進ですとかリモート会議の対応など、そういったものも事業の再構築の一部になると思っていますし、こういったものは事業の前倒しというような枠組みに入ってこようかと思います。また、少人数学級につきましても、子育てや教育環境の整備のみならず、密を回避するという点におきまして、35人学級からの事業の再構築というような考えでおります。
以上でございます。
10 ◯委員長(上野美幸さん)
ほかにありますか。
山川委員。
11 ◯委員(山川秀正君)
臨時財政対策債が抑制されたということで、地方交付税と
臨時財政対策債を合わせて4億2,100万円の減という提案がされておりますけれども、こういう交付税等々の減というところでの音更町の財政運営の中でどういう影響が出るのか、どういう捉えをしているのかお伺いをしたいと思います。
12 ◯委員長(上野美幸さん)
吉田企画財政部長。
13
◯企画財政部長(吉田浩人君)
交付税の御質問かと思います。交付税につきましては、昨年末、国のほうで地方財政計画が公表されております。地方財政については、行政サービスを安定的に提供しつつ地域社会のデジタル化等に取り組めるよう、地方の財政運営に必要となる一般財源の総額について、令和3年度の計画の水準を上回る額を確保するということとされております。
それから、地方交付税につきましては、極めて厳しい地方財政の現状を踏まえまして、本来の役割であります財政調整機能、それから財源保障機能、これが適切に発揮されるように総額を適切に確保して
臨時財政対策債の発行を抑制すると、そういうような国の方針になっておりまして、それで、一般財源につきましては例年どおりの水準が確保される見通しの一方で、
臨時財政対策債につきましては、地方税等の回復によりまして前年度と比べて大幅に減少する見込みとなっています。
地財計画の中では、地方交付税の一般財源の総額につきましては前年度比で3.5%の増、それから
臨時財政対策債につきましては前年度対比で67.5%の減というふうになっておりまして、今御質問にありましたとおり、地方交付税と
臨時財政対策債を合わせました実質的な総額につきましては、前年度対比で4億2,100万円の減となったところであります。
これの影響でありますけれども、町税においては、農業所得等の伸びによる増収などによりまして前年度比約3億5千万円の増を見込んでおりまして、特例交付金で、
固定資産税減免分の補填分が減となる部分を差し引いても2億数千万円の増が見込まれるのかなというふうに考えております。それから、
地方消費税交付金につきましても、経済の回復を見込みまして国が示す伸長率は2.9%となっておりまして、前年度比1億1,800万円の増を見込んでいるところでありまして、一部基金からの繰入れも予定はさせていただいておりますけれども、おおむね一般財源については確保できる見通しかなということで今のところ考えております。
以上であります。
14 ◯委員長(上野美幸さん)
ほかにありませんか。
質疑がなければ、概要説明に対する質疑を終わります。
休憩(午前 9時50分)
15 ◯委員長(上野美幸さん)
説明員入替えのため休憩します。
再開(午前 9時53分)
16 ◯委員長(上野美幸さん)
休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第1号令和4年度音更町一般会計予算の審査に入ります。
第1款議会費を議題とします。
説明を求めます。
吉田議会事務局総務課長。
17
◯議会事務局総務課長(吉田 寛君)
予算書の36ページをお開き願います。第1款議会費について御説明いたします。
1款1項1目議会費につきましては、前年度当初と比較して42万3千円増の1億3,248万6千円でありますが、議員期末手当、会議録作成のための
音声認識システム使用料などの増によるものであります。
予算書の説明欄で御説明いたします。議員報酬等につきましては、議員20名分の議員報酬、期末手当のほか、共済費であります。次に、議会活動に伴います費用弁償、議長交際費、政務活動費、年4回の発行を予定しております議会だより発行費、十勝町
村議会議長会負担金、その他活動費、事務局事務費であります。
以上、議会費の説明といたします。御審査をよろしくお願いいたします。
18 ◯委員長(上野美幸さん)
説明が終わりましたので質疑を行います。質疑ありませんか。
質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。
第2款総務費及び議案第23号音更町消防団条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。
説明を求めます。
鈴木総務部長。
19 ◯総務部長(鈴木康之君)
令和4年度総務費及び議案第23号音更町消防団条例の一部を改正する条例案について御説明申し上げます。
はじめに、議案第23号音更町消防団条例の一部を改正する条例案について御説明申し上げます。恐れ入ります、議案書の10ページをお開き願います。改正文は10ページから12ページに記載のとおりでございますが、内容につきましては別冊の参考資料の21ページにて御説明したいと思います。よろしくお願いいたします。
1、改正の理由でありますが、消防団員の報酬等の見直し並びに
機能別消防団員制度及び休団制度を導入するために条例を改正しようとするものでございます。
2、改正の背景でありますが、全国的な消防団員の減少に歯止めをかけさせるため、消防庁から「消防団員の報酬等の基準の策定等について」が発出され、新たに報酬額等の基準が示されたことから、本町におきましても、報酬額の引上げ等による消防団員の処遇の改善のほか、
機能別消防団員制度及び休団制度の導入により消防団員数の確保を図ろうとするものでございます。
3、改正の内容でございますが、表に記載のとおり五つの事項の改正でございます。
はじめに、事項3点目の
機能別消防団員制度の導入について御説明いたします。大規模災害時の避難誘導及び避難所支援を目的として、新たに
機能別消防団員制度を導入いたします。これによりまして、消防団員は、従前からの消防団員である
基本消防団員と出動を特定の任務に限る
機能別消防団員の2種類となります。
機能別消防団員につきましては、(1)に記載のとおり、出動は大規模災害発生時の特定任務に限るものとし、年額の報酬は支給されません。なお、
機能別消防団員が出動した場合は、(2)に記載のとおり、基本消防団員と同様の出動報酬額が支給されます。
続きまして、上にまた行きまして事項1点目の年額報酬額の改定について御説明いたします。改正内容につきましては、
基本消防団員のうち、団員の階級にある者の年額報酬を現行の3万1千円から3万6,500円に改定します。なお、初めに御説明させていただきましたとおり、
機能別消防団員にはこの年額報酬は支給されません。
2点目につきましては、各種出動に伴う費用の支給に関する改正でございます。改正内容につきましては、各種出動に伴う費用の支給方法を従来の費用弁償から報酬に変更するとともに、支給額を表に記載のとおり、災害出動につきましては現行の1回につき6千円を1日につき8千円に、警戒、訓練その他の出動については現行の1回につき5千円を1日につき5千円にそれぞれ改正します。なお、出動報酬については
基本消防団員及び
機能別消防団員に支給されます。
4点目でございます。下段でございます。休団制度の導入でございます。団員がより活動しやすい環境を整えるため、消防団活動の休止を可能とする休団制度を導入いたします。(1)と、それから次の22ページを御参照願います。(2)に記載のとおり、休団が可能な期間は最長3年間で、休団期間中は無報酬とします。
5点目は文言等の整理で、これらの改正に伴い、文言及び引用条項の整理を行うものです。
最後、4、施行期日等でありますが、令和4年4月1日から施行するものといたします。なお、施行日前に従事した公務に係る報酬及び費用弁償につきましては、なお従前の例によるものといたします。
それから、原油高の関係でございます。こちらの総務費のほうでは公用車の燃料代ですとか非常用発電機の軽油ですとかそういったものがあるんですけれども、こちらの単価につきましては、この予算をつくるに当たって全庁的に統一の単価を用いております。今後上がるかどうかというのもあるんですけれども、前年度に比べたらその単価自体もかなり上がっている金額で積算はしております。
以上です。
33 ◯委員長(上野美幸さん)
木谷情報システム課長、お願いします。
34 ◯情報システム課長(木谷康臣君)
では、まず庁舎LAN管理費の関係でございます。増額といいますか、主なものとしましては、来年度につきましてはソフトウエアライセンス、オフィスソフト、こちらのほうが811万程度新規での要求をさせていただいているのと、あと、金額的には少額なんですけれども、AIの音声文字変換手数料ということで会議録作成のための手数料、こちらのほうと、それから、シンクライアント環境利用料といいまして、シンクライアント環境での職員が使っている黒い機器になるんですけれども、それが職員増分が出てきますのでその分での増ですとか、それから、こちらも金額的には高額ではないんですが、ビジネスチャットツールの利用料というようなことで新規での計上をさせていただいておるところです。
続きましてキャッシュレス決済の関係でございます。我々想定しているところでは、今20から25%程度を想定しているんですが、先行している他自治体の利用状況というのを見ますと、3%ですとか5%というような利用率というふうに聞いているところでございます。
以上でございます。
35 ◯委員長(上野美幸さん)
小澤委員。
36 ◯委員(小澤直輝君)
ありがとうございます。音更町消防団の条例に関しては承知しました。非常にこの条例案必要なのかなというふうに考えておりますので、ぜひ補完できるように努めていただきたいというふうに思います。
自主防災の活動組織のほうも、災害用のほうも、マンホールトイレと感染症対策ということでお聞きしましたので、理解しました。
庁舎LAN管理費につきましては、そういったソフトウエアのライセンスとかそういうようなことであるとは思うんですけれども、私ちょっと気になっているのが、実際に今コンピューターの、サイバーテロじゃないんですけれども、ウイルスみたいなところで非常にテレビ等で、新聞等でなっているんですけれども、その辺の管理というのがどうなのかというのはもう一点再度質問をしたいです。
あとキャッシュレス決済に関しては、まだこれからだと思うんですけれども、需要としては非常に高くなってくるのかなというふうに思いますので、この辺もどんどん今後推進していただきたいなというふうに思います。
訴訟関係費について、あと原油高については答弁いただきましたので分かりました。庁舎LAN管理費のところを再質問します。お願いします。
37 ◯委員長(上野美幸さん)
木谷情報システム課長、お願いします。
38 ◯情報システム課長(木谷康臣君)
セキュリティーの関係でございますけれども、インターネット接続環境においては自治体情報セキュリティークラウドというところで、全道一括のセキュリティー対策というようなことでさせていただいておりまして、費用的には230万程度の計上をさせていただいているところです。
以上でございます。
39 ◯委員長(上野美幸さん)
そのほか質疑ありませんか。
松浦委員。
40 ◯委員(松浦波雄君)
消防団条例の改正について、これは報酬等が増額になって待遇改善にもつながるということで、本当に良い改定かなとは思うんですけれども、ちょっと確認したいんですが、まず1点目が現在の団員数、男性と女性、定員からどれぐらい不足しているのかということと、2点目が、説明で各種出動に伴う支給方法を従来の費用弁償から報酬に変更するとありましたが、これは団員の税金に関してどのような変更があるのか、この2点についてお答えください。
41 ◯委員長(上野美幸さん)
鵜澤消防担当参事。
42 ◯消防担当参事(鵜澤明宏君)
まずはじめに、団員の実員数について御説明したいと思います。定員数159名に対しまして実員数は現在146名となっております。そのうち女性団員で構成されております鈴蘭分団の定員は16名で、現在員13名で、3名の減となっております。
2点目につきまして御説明申し上げます。費用弁償から出動報酬にしたことによる消防団員への影響について御説明を申し上げます。出動報酬としたことから課税の対象とされております。特に女性団員の中では、扶養の範囲で働いている方は少なからず障壁になり、活動等の制限など影響があるものと推察しております。
消防団員の年額報酬は5万円が非課税の措置となっておりますが、今回、出動報酬に伴う課税等については国から通知されることとなっておりますが、いまだに示されておりませんので、具体的なことは現在申し上げられません。御理解願います。
失礼しました。あと消防団員の男性団員でございますが、団員の団員数につきましては132名、女性の団員につきましては、鈴蘭分団のほか女性の副団長がおりますので14名の、現在員146名の内訳となっております。大変失礼いたしました。
43 ◯委員長(上野美幸さん)
松浦委員。
44 ◯委員(松浦波雄君)
報酬が上がって非常に喜ばしいことなんですけれども、これが今まで非課税だったのが課税されるようになると。今答弁にありましたように、女性の団員というのは扶養されている方が多くて、パートとかで働いている方もいらっしゃると思います。そうなると、103万円の壁とか130万円の壁というのがやっぱりどうしてもございます。これは国の事業ですので、ここで言ってもしようがないというんですか、これは制度ですのでそういうものなんですけれども、ただ、そういうので不安に思っている女性団員はいるということはぜひ承知してもらいたいと思います。
いずれにしろ、今ありましたように団員の不足が発生しております。特に女性団員を集めるというのは非常に難しいのかなというふうに私は思っております。女性団員をリクルートするのはやっぱり女性なんですよね。そこで女性が、女性団員が、こうこう制度はこうなっていてこういうメリットがあるから、それは当然お金だけじゃなくて、社会奉仕という面において非常に有益であるというようなことを説明してもらって、納得して、じゃ私もやろうかなというような人が出てくるのかなと私は思っております。
それで、お願いしたいことは、何かの機会があるときには、ぜひこの制度のところで、こういう103万の壁、130万円の壁をちょっと不安を持っている人がいるというのをぜひ伝えてもらいたいというふうに思います。
それと、現在、やはり女性団員を定員に持っていかなければいけないと思いますので、該当するようなそういう団員さんがいないのかどうか。もしいるとするんであれば、それはきちんとその制度の枠に、こういう今言った壁に不安を持つことがないようにしていただきたいと思います。
確かに女性団員は現状では災害出動はないのかもしれません。ただ、水害とかそういうとき、発生したらやはりいろんな面で……。災害出動じゃなく火災出動ですね。火災出動はないのかもしれませんけれども、災害等が発生すればやっぱり活躍してもらわにゃいけないんです。そのときに、奉仕のつもりでそういういろんな出たにもかかわらず、その今言った壁を越えてしまうということが、可能性があるわけなんです。ですから、そこはぜひいろんな面でよくそこを承知されて、何かの機会にはぜひ意見を上に上げてもらいたいということを要望して終わります。
45 ◯委員長(上野美幸さん)
鈴木総務部長。
46 ◯総務部長(鈴木康之君)
今松浦委員さんから御要望いただきました。町としても、まさに今の、今回条例の部分で女性団員さんのお話いただきました。税の話も、私どもに入っている情報としては、団員さんのほうから全国的に、国税さんのほうになると思うんですけれども、要望が上がっているという情報は押さえておりますので、そこはやっぱり分かりやすく団員さんのほうにも周知を図っていきたいと思います。
また、先ほど小澤委員さんからも募集の関係、どうなっているということで、せっかくこの条例改正が今御提案させていただいていますので、こういった部分をきっかけに、既存まだ定数、ちょっと今切っておりますので、そこは周知の方法、それからPRの方法もしっかり、もう少し広げていくような検討はしたい。
まさに今避難所の関係で松浦委員さん御指摘いただいた、私ども、町のほうの危機対策のほうと消防団と連携して、やはり避難所では女性の避難者はたくさん多いですし、感染症対策の関係とか、もちろん火事とか災害だけじゃなくて、たくさんのやっぱり女性のお力をお借りしなければならない部分というのはもう目の前に来ていまして、この辺、今後も町と消防団、それから消防と連携して、しっかり団員さんの確保とか人の確保を丁寧にやっていきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
47 ◯委員長(上野美幸さん)
ほかに質疑ありませんか。
山川委員。
48 ◯委員(山川光雄君)
2点ほどお伺いいたします。今の消防団の関係でありますけれども、この今改正ないという、例えば団長だとか、改正ないというふうなことなんですけれども、今回の報酬の見直しなんですけれども、改正しないということは、この今の示された基準の額であるから改正しないということなのかどうか、その点だけお伺いしたいと思います。
また、今課税の話がありましたけれども、現在報酬については、今説明ありましたが、5万円まで報酬については非課税というようなお話いただきましたけれども、この改正前の、報酬の前の改正の段階で、支給額の段階で現実的に5万円を超過するような、課税対象になるような状況になることはないのかということなんですけれども、実績においてそういうようなことに、対象になる方がいるのかどうか、その辺のところをお聞きしておきたいなというふうに思います。
それから、自治体のDXの関係なんですけれども、一つは、今回の予算の中で、ビジネスチャットツール利用料とかジャストオフィス購入費とかシンクライアント環境手数料とかというようなことで項目が委員会の中で出されておりますが、これらの利用料等の金額についてお聞きをしたいなというふうに思っております。
それから、行政報告にもありますけれども、行政のデジタル化によって職員の、必要な人材の確保ということが行政報告で出ております。必要な人材の確保と育成というような表現がされておりますけれども、この点についての対応をどのように今考えておられるのか。
そして、今国が進めております自治体のDXとか脱炭素社会とか、そういった国の方針が示されておりますけれども、このデジタルトランスフォーメーションについて、町として何か今後こういうような内容で年次計画を持って進めていくんだという、そのような計画を持っておられるのかどうかお伺いをしたいと思います。
49 ◯委員長(上野美幸さん)
高山消防担当総括参事、お願いします。
50 ◯消防担当総括参事(高山正一君)
今回の改正におきまして年額の報酬は団員の階級だけかという御質問ですが、そのとおりでありまして、あくまでも国の通知に基づきまして年額報酬の改定、それから今まで出動していた費用弁償の名称を出動報酬にし、基準額にするというような、あくまでも国の通知のとおり行うものであります。
それから、現状で年額報酬の関係で課税の影響がある者ということですが、今報酬とされているものは年額報酬で、影響のある方は団長以下、分団長の階級の方までの方が課税対象となっております。
以上であります。
51 ◯委員長(上野美幸さん)
木谷情報システム課長、お願いします。
52 ◯情報システム課長(木谷康臣君)
それでは2点目の自治体DX関連予算というんでしょうか、まずビジネスチャットツール利用料でございますけれども、こちらにつきましては6万6千円、それからジャストオフィス、オフィスソフトのライセンス使用料、こちらにつきましては、先ほども若干触れさせていただきましたけれども、811万2千円、それからシンクライアント環境利用料でございますけれども、こちらにつきましては295台で1,518万7千円ということになってございます。
それから、3点目の中でちょっと触れていただいていました年次的なものということなんですけれども、現在、自治体DX推進方針というような形で今素案のほうを策定している段階でございます。
以上でございます。
53 ◯委員長(上野美幸さん)
水戸総務課参事、お願いします。
54 ◯総務課参事(職員担当)兼120周年記念事業担当参事(水戸 尚君)
それでは、私のほうからデジタル人材の確保と育成について御説明させていただきます。まずデジタル人材の確保という点でございますけれども、昨年定数の見直しを行わせていただいた際に、今後取り組むべき新しい事業という中で、デジタルのDX推進についても人材を新たに確保して進めていきたいというふうに御説明したところでございますけれども、今既に職務経験者を募集をする中で、デジタル人材ということでデジタル枠の募集というのも行っておりまして、そういったこちらからの募集に対して応募もいただいております。その中で人選を進めているところでございます。
人材の確保、それから同時に人材の育成についてなんですけれども、当然その確保をした中で進める部分とあわせて、今いる職員のデジタル知識、そういったものの底上げも当然必要になってきますので、昨年度からオンラインにおきまして全職員に対して、まずはデジタルの基礎知識の研修、それからその次に、総務省の地域情報化アドバイザーの方を招へいいたしまして、今後のデジタルの推進に関して御講演をいただいて、係長職以上の職員がその話を聞きながら、今後必要なデジタルの対応について学んだところでございます。今後につきましても、DXを推進していく中で必要な知識を備えていくための研修については随時行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。
以上です。
55 ◯委員長(上野美幸さん)
山川委員。
56 ◯委員(山川光雄君)
ありがとうございます。再質問は、DXだけ再質問させていただきます。私もデジタルについては詳しくないのでお聞きしているわけですけれども、総務文教常任委員会の資料を見ますと、庁舎LAN管理について、これらのビジネスチャットとかジャストオフィスとかシンクライアントとか横文字で出ているんですけれども、これは拡充というような施策だというふうに説明されているわけですけれども、これらのDXの環境によってどのような業務の効率化とか、それから職員の定員の問題だとかそういうところまで、また、町民の方々のサービス向上につながるとか、そういった内容のところについて若干お伺いをさせていただきたいと思います。
57 ◯委員長(上野美幸さん)
鈴木総務部長。
58 ◯総務部長(鈴木康之君)
今山川委員から、最終的には町民にどういうふうにいい方向でということというお話もいただきました。先ほど木谷課長のほうからも、水戸参事も絡みますけれども、まず、人材はデジタル系の国家資格を持っている人材を、先ほど課長のほうからはデジタル枠というお話ありましたが、具体的にはそういう資格者を募集要件に入れて募集をかけている。現にそういう資格者が応募していただいている状況もございます。
それから、育成というお話は内部の、我々役場の中には約280人余の職員いますが、この年齢層、多様ですけれども、これらの職員が、全員がやっぱりまず自分のレベルを上げなければならない、外からの人材だけに頼るんじゃなくて。そこも一緒にやるというのが先ほど課長が言った研修の部分。
それから、パソコンだとかシステムを、小澤委員の先ほど御質問にもあったんですが、公共行政独自のシステムを持っています。先ほどサイバー攻撃ってありますが、役所間だけのそういう、ある意味使いにくい面もあるんですが、そういったセキュリティはもう既に打っていまして、それが逆に使いにくいというようなところもちょっと入っていますけれども、それをやっぱりしっかり環境を整えるというところの拡充もやりながらというふうには考えています。
先ほどデジタル推進計画と木谷課長のほうからあったのは、まさに現在、これをさらにハードだけじゃなくてソフトも含めて強化していくための計画を今練っている最中で、この辺も、しっかり出来上がるのは間もなくだと思いますので、その段階が来ましたら、所管の委員会にもこういう計画をしっかり内部でつくりましたという御報告もさせていただく予定にはなっておりますので、とにかく国と一緒に、立ち後れることのないようにこの辺は進めてまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
59 ◯委員長(上野美幸さん)
ほかに質疑ありますか。
山川秀正委員。
60 ◯委員(山川秀正君)
1点だけお願いをしたいと思います。選管に関わってなんですけれども、実は去年総選挙がありました。そして今年は参議院選挙と。来年は統一地方選挙ということで選挙日程めじろ押しなんですけれども、選挙のたびに切実に感じるのは、投票率をどう向上させるか、その取組を行政の側としてもやっぱり努力をする必要があるんでないかなというふうに率直に思っていまして、そういった点では、今定例会の一般質問でも主権者教育というお話もありましたけれども、実際今、一つは、何といっても高齢化が進んでいて、投票する意思は十分に持っているし、判断能力も十分にあると。だけれども、ちょっと身体的にしんどいので投票所まではなかなか足を運びたくないなというか運べないなという、そういう捉え方をしている高齢者の方がいらっしゃると。
これにどうやって応えるかというのはなかなか難しい話なんですけれども、いつまでもといいますか、これから今後も高齢化率上がっていく状況の中で、ぜひそういったところに具体的に手を差し伸べる、そのことが私は率直に必要でないかなというふうに考えているんですけれども、その点について選挙管理委員会として、当然国政選挙、国が大きく関わってくるんですけれども、そういう方向性、ぜひ生み出していく努力を地方からもしていく必要があるんでないのか。郵便投票とか様々な制度はあるんですけれども、選挙の告示期間、公示期間が短い選挙ではなかなかそこも活用し切れない等々あるということで、ぜひそういった点での考え方をお聞かせ願いたいと思います。
61 ◯委員長(上野美幸さん)
佐藤総務課長。
62 ◯総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤泰史君)
投票率向上、それから高齢者の方の、選挙には行きたいんだけれども、行くすべがということでございますが、以前にも郵便投票の対象の拡大についてのお話も伺っております。こちらの郵便投票できる方というのは、対象は法令で決まっておりますので、選挙管理委員会でどうこうするという形にはならないんですけれども、こちらの郵便投票の対象者範囲拡大については、都道府県の選挙管理委員会連合会などの、全国的なそういう選管の連合会のような組織のほうで国のほうに対して法改正の要望をしているところでございます。したがいまして、こちら、個々の選挙管理委員会でやっていくというよりは、このような全国単位の連合会などで行っているというところで、個々の選管としては制度にのっとって適切に執行していきたい。
また、そうはいっても範囲が拡大、今時点なっていませんので、町の選管としては、例えば、期日前投票に行かれる方について、コミバスや予約制乗合タクシーを利用した場合に運賃の無償化を行うとかそういったような、なるべく対象者の方が選挙権を行使できるような取組をやっていきたい、また、制度についても周知をしていきたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
以上です。
63 ◯委員長(上野美幸さん)
山川委員。
64 ◯委員(山川秀正君)
86 ◯財政課長(深谷邦彦君)
本町に新たに医療機関を、診療所を設置する場合の優遇措置ということで固定資産税相当額を3年間奨励金として支給するというイメージでございまして、あくまで土地につきましては、その診療所を設置される方が御自分で、ここがいいということで御自分で探される場合を想定しております。ただ、その中で、話の中でここの町有地をいかがでしょうという御相談があれば、そこの協議に応じることは、売る売らないということは、またその土地の置かれている状況ですとか立地条件ですとかそのときの状況もあるかと思いますので、はっきり申し上げられませんけれども、あくまで固定資産税相当額の奨励金を支給するという制度でございますので、そういった御理解でお願いしたいと思います。
以上です。
87 ◯委員長(上野美幸さん)
阿部委員。
88 ◯委員(阿部秀一君)
大変よく分かりました。土地とか建物の取得調整については非常に大きなお金がかかりますので、なかなか、先ほど総括説明の中でいただいた地方交付税の減免などで厳しい財政状況がありますので難しいということは理解できます。
ただ、かつて町民の方から1件言われたことがあるんですけれども、帯広の病院で、音更に建て替えの際に候補地として挙がったことがある病院があったそうで、それで、もし今後何か誘致とかでそういう動きがあればぜひ町として検討していただきたいという御意見をいただいたことがあるものですから、やはり病院の建て替えというのは最大の福祉になると思いますので、予算が厳しいことは承知の上で、もし何か国から補助などいただけるよすががあるものであれば検討していただくことを要望して、質問を終えたいと思います。
89 ◯委員長(上野美幸さん)
吉田企画財政部長。
90
◯企画財政部長(吉田浩人君)
病院等の誘致のお話だと思いますけれども、これまでも、福祉施設等もそうですけれども、そういった御要望があればその都度そのときの判断で町としても対応させていただきますので、そういった御相談があれば、随時御相談受けて、そのときの判断で対応させていただくということでございます。よろしくお願いします。
91 ◯委員長(上野美幸さん)
ほかに質疑ありませんか。
石垣委員。
92 ◯委員(石垣加奈子さん)
2点ほどお伺いします。まず、ふるさと介護福祉士育成支援事業費ですが、前年度と比べると予算が減額になっています。入学する方の数が減っていると思いますが、入学者を増やすための努力もされていると思いますが、ここの増えない原因などの分析をされていたらお伺いします。
もう一点、非核平和のまち宣言をされている音更町として非核平和運動をされていると思いますが、予算書には細かく数字が書いていないんですが、これまでやっていた事業を継続するのか、その内容についてお伺いします。
93 ◯委員長(上野美幸さん)
重堂企画課長。
94 ◯企画課長(重堂真一君)
ふるさと介護士の育成支援事業でございます。委員さんおっしゃられるように、対象者、学生数が減少傾向にございます。この事業とは別に、町と短大との包括連携事業のほうで学生募集強化ということで、管外からの学生を積極的に募集かけていくというような取組も行ってございます。ここ2年ほど、そちらの学生募集事業のほう、例えば管外へ出向いて進路相談会的なものを釧路ですとか北見ですとか網走だとか各都市で行ってきていたものが、この2年コロナで軒並み中止になっているということでありまして、この介護福祉専攻に限らず、全体の学生募集がかなり苦戦しているというような状況にございます。
そんな中で、短大のほうとしましても積極的に学生募集のPRということで、DVDを作成したりですとか積極的に学校訪問をさせていただいて募集強化に努めているところでございます。
以上でございます。
95 ◯委員長(上野美幸さん)
赤崎広報広聴課長。
96 ◯広報広聴課長(赤崎範子さん)
非核平和の関係についてお答えいたします。予算としましては、説明欄のその他負担金補助の一部と、あとその他事務費の中に非核平和に関する予算を計上させていただいております。内容としましては、負担金補助のほうでは平和首長会議の加入者負担金ということで2千円を計上しております。
具体的な活動としましては、その他事務費の中で予算を見ておりまして、それには非核平和運動用の野菜ですとかお花の種の購入代金、それとあと広島にお送りする千羽鶴を作るための折り紙ですとか、あと束ねるひもですとかそういった用品を買うための予算として合計で3万7,840円を計上しております。
活動の内容としましては、先ほど申し上げた行事における花の種の配布ですとか、あと非核平和パネル展を実施してそこで署名をいただいたりですとか、折鶴を折っていただいたりですとかそういうことをするほか、あと、平和首長会議のほうで募集する事業については小中学校に周知をして参加を呼びかける、今までやってきたそういった内容を今年度も引き続き実施していきたいと考えております。
以上です。
97 ◯委員長(上野美幸さん)
石垣委員。
98 ◯委員(石垣加奈子さん)
介護福祉士についてはいろいろPRもされていて、私も大谷短大のホームページで介護士を仕事にという動画も見せていただいて、その中にもこの支援事業について学生がお話ししているのも聞きました。担い手不足を解消するための事業でもありますので、学生がより集まるようさらにPRをお願いしたいと思います。
非核平和運動については例年どおりの事業が行われるということですが、今回、ロシアによるウクライナ侵攻で、ロシアが核の使用を示唆するようなことも報道されています。非核平和の町として、核兵器の廃絶のために更なる運動が必要ではないかと思いますが、その辺の見解についてもお伺いします。
99 ◯委員長(上野美幸さん)
赤崎広報広聴課長、お願いします。
100 ◯広報広聴課長(赤崎範子さん)
今般のウクライナの関係ということで、今後平和首長会議のほうも動きが出てくるのではないかなというふうな想定はしております。その都度状況に応じてできることをできる限りやるということで考えておりますので、その辺りは柔軟に対応していきたいと思っております。
以上です。
101 ◯委員長(上野美幸さん)
ほかに質疑ありませんか。
新村委員。
102 ◯委員(新村裕司君)
1点だけお願いいたします。コミュニティバスと農村部乗合タクシー、それらと今年できる新たな道の駅との関係性について伺いたいと思います。町の産業の拠点となって、全道全国から多くの観光客見込まれる産業、交流の拠点の場となることが期待されると同時に、交通の拠点としても都市間バスという話もありますし、また、先月の経済建設委員会のほうでも帯広から空港連絡バスが道の駅まで延びるというお話もありますし、また、一般の路線バスのほうも協議中という話もありますけれども、音更町として、コミュニティバスですとか農村乗合タクシーについては、これまでのところ新たな道の駅へのルート変更という、そういったような話はまだないかと思うんですけれども、その辺の検討というかこれまでなされてきた協議、いろんな兼ね合いの中で難しいこともあるのかとも想定するわけなんですけれども、その辺の経緯についてどのようにこれまで検討されたのかお伺いしたいと思います。
103 ◯委員長(上野美幸さん)
重堂企画課長。
104 ◯企画課長(重堂真一君)
新しい道の駅の足の確保ということでございますが、今、委員さんおっしゃられたように、空港連絡バスが延伸されて、1日5、6便ぐらい乗り入れになるというふうに予定をされてございます。そのほか路線バスにつきましても今おっしゃられたように協議中でございまして、既存の路線バスの延伸あるいはルートの変更で対応できないかということでバス会社と共に協議は重ねておりますが、御承知のとおり路線バス、各路線、どの路線も赤字でございまして、町からの補助額も大変増えてきてございます。その中で新たに延伸なりルートの変更で路線を確保するというのはなかなか難しい状況でございまして、現在に至っても路線バスの乗り入れは実現には至っていない状況でございますが、引き続き検討を進めてまいりたいと思います。
それから、コミバスと乗合タクシーをそこに乗り入れるという考えでございますが、既存のコミバスにつきましては市街地を中心に音更市街、木野市街を巡回しているというような状況でございますので、今の運行の時刻ですか、時間の中での、そこからはみ出して延伸というような形はなかなか難しいのかなというのがございます。
それから、乗合タクシーにつきましても、制度の枠組みとしましては、農村部、農村地域から町なかへの足の確保ということで、農村地域の公共交通の空白を解消するということで行っておりまして、既存の枠組みでは町なかへということでございますので、農村部から農村部への移動というのは今のところできないというような形で運行してございます。
ただ、新年度の予算の中にもありますが、公共交通の協議会のほうに負担金をお支払いして、その協議会の中で新しい公共交通計画というのを策定するというような形になっておりますので、それら全て、路線バス、コミバス、乗合タクシー等も含めて新たな交通体系というのを検討してまいりますので、その中で具体的にいい案があれば、次年度以降になってしまうかとは思いますが、積極的に取り入れていきたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いいたします。
105 ◯委員長(上野美幸さん)
新村委員。
106 ◯委員(新村裕司君)
分かりました。しかしながら、地元の方に多く利用していただける、そのためには足の選択肢数多くあるべきなのではないのかなと思うところで、今、課長からお話あった中では、一般の路線バスの乗り入れはなかなか厳しいのではないかというお話もいただきまして、さらに今走っているコミュニティバスも本町地区、木野地区巡回して走っているもので、長くそのルートでやってきたという部分で、変更というのは難しいのかなと思うわけなんですけれども、拠点となっている共栄コミセンですか。共栄コミセンから新たな道の駅は本当にもう目と鼻の先というところが何かもどかしいのかなというふうに感じるわけで、今後協議していただけるということで、乗合タクシーのほうも含めて、これまでの枠組みの中では農村部から農村部というふうになるということは分かるんですけれども、今後その協議続けていっていただければというふうに思います。
以上です。
107 ◯委員長(上野美幸さん)
ほかに質疑ありますか。
小澤委員。
108 ◯委員(小澤直輝君)
何点かお願いします。まず、路線バス維持対策補助金ということで、前年度に比べて金額が増えているんですけれども、そこの詳細な理由を教えていただきたいと思います。非常に状況的にはなかなか厳しいのかなと思うんですけれども、今後町としてこれが増額、増えていくというような考えでいるのかどうか、お考えを聞きたいと思います。
あと、先ほど新村委員からもありましたコミュニティバス、私がちょっと思っているのは、来月例えば、道の駅オープンするんですけれども、今後、コロナの関係で今はなかなか難しいかもしれませんけれども、様々なイベントが道の駅で行われたときに、基本的には車で現場に、道の駅へ行くんですけれども、例えば大きなイベントのときに、ピストン輸送みたいな形でそういったコミュニティバスみたいなものを利用するというような考えがあるかどうかというのはちょっとお聞きしたいなと思います。非常に注目されている部分ですので、そういった部分ではそういったことも視野に入れて動かす、ふだんは動かないにしても、そういったイベントのときには足の代わりとしてそういうピストン輸送も必要ではないかなというふうに考えているんですけれども、町の見解をお聞きします。
あと1点、音更町の帯広大谷短期大学の包括連携事業補助金ということで、前年度と同様の補助金額ということで、詳細な話も聞きました。私もこの補助金というのは本当に必要だなと思うんですけれども、プラスアルファで例えば、これは今短大とか音更高校とかそういったところでのお話なんですけれども、より補助金という部分では、学生の例えば、大谷短大の学生もたくさん資格を取るので、資格の一部助成金とかそういった補助金とか、プラスアルファでそういった補助金を出せないのかなというのはちょっと考えているんですけれども、その辺、町として今後そういうことを検討するかどうか、ぜひ、要望に近いものではあるんですけれども、その辺町として考えているか、お聞きしたいと思います。
109 ◯委員長(上野美幸さん)
重堂企画課長。
110 ◯企画課長(重堂真一君)
それでは、まず1点目の路線バスについてでございます。委員さんおっしゃるように、このコロナが始まってから、赤字に対しての補助ですので、町からの補助額が相当膨らんでおりまして、コロナ前であれば年間2千万円台ぐらいの額だったものが、昨年5千万円台、今年は7千万円台というような形で、とてつもない金額に膨らんできてございます。
これがどんどん増えていくのかということになりますと、先のことはちょっとはっきりは分からないんですけれども、バス会社の試算といたしましては、コロナが収まれば、外出控えというのは収まりますので、一定程度は戻るものと想定はしています。ただ、コロナ前の状況にはもう戻らないんでないだろうかというような想定でございます。あくまでも密を避けるというような生活が定着しておりますので、マイカーに移行してしまった分は、ある程度そのまま戻らないで、マイカー利用が続くものが予想されるということ、それから、子どもさんが減っていますので、当然通学の需要も年々減少するというようなことをバス会社のほうも想定してございます。
ですので、いろんな面で新たな事業の引起しを図ろうということでバス会社も頑張っておりますし、沿線の自治体も効率的な運行ができないかということで勉強会も重ねてございまして、それらも常に効率化、利用増に向けた取組は進めてまいりたいというふうに考えてございます。
それから、町と短大の包括連携でございますが、この中で、先ほど説明した学生募集強化とか、あとは地域サロンへの支援ですとか音更高校と短大の連携事業なんかへの取組ということで、これまでもいろんなメニュー加えてきたりだとか見直しを図ってきてございます。
先ほどいただいた資格取得への支援というような形でございますが、こちらにつきましても、取り組めるのかも含めて短大さんのほうと、そういった需要があるのかないのかも含めて改めて検討を進めてまいりたいと考えてございます。
111 ◯委員長(上野美幸さん)
吉田企画財政部長。
112
◯企画財政部長(吉田浩人君)
2点目のコミバスの関係でありますけれども、先ほども課長のほうからお話もさせていただいているんですけれども、コミバスにつきましては、やっぱりダイヤ等の関係がありまして、なかなか道の駅のほうに乗り入れというのは難しいということもあります。
今もそうなんですけれども、みのり~むフェスタのときに、市街地と、それからアグリアリーナの会場、これ臨時バスで結んで運行もさせていただいていますので、当然道の駅オープンしましたらそれなりの集客があるのかなというふうに想定されますので、そういった車の混雑の緩和という意味もありますので、そういったときにはそういった臨時のバスも運行しながらという対応になるのかなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
113 ◯委員長(上野美幸さん)
小澤委員。
114 ◯委員(小澤直輝君)
路線バスのところに関しましては、説明詳しくいただいたんですけれども、本当に状況的には厳しいというふうに思います。そういった部分では町とバス会社のほうで新たな案をつくっていかないと、なかなか元のとおりには難しいのかなというふうに思いますので、今後も引き続き協議をお願いしたいなと思います。
大谷短大のほうでは、そういった検討するということなので、様々な話合いの中で、何が一番いいのかというところをぜひ決めていただきたいと思います。
コミバスのところに関しては、臨時バスを出すという考えでいるということなので、きちんとその辺、柔軟な対応をしていただきたいというふうに思います。
以上です。
115 ◯委員長(上野美幸さん)
ほかに質疑ありますか。
坂本委員。
116 ◯委員(坂本夏樹君)
ふるさと寄附金関係費、これについて伺いますが、7億5,612万1千円計上されております。そのうち、次年度につきましてはふるさと納税額、前年度から5千万上乗せの5億円という見込みを立てていらっしゃいます。ですので、これを差引きすれば必要経費ということになるのかなというふうに思います。
それで、大変ありがたい音更町への応援の
ふるさと寄附金でありますけれども、帯広市の伸び率を見ますと、本町の魅力、まだまだ応援していただける方が全国にいらっしゃるんじゃないかなというふうに思っています。
そこで、僕の考えとしては、この
ふるさと寄附金額、これの倍増計画というのも必要なんじゃないかなというふうに思っているわけなんですけれども、この経費の中で、そういった昨年度から5千万円上乗せされる見込みの戦略的な経費というのが入っているのかどうか伺いたいと思います。
117 ◯委員長(上野美幸さん)
重堂企画課長。
118 ◯企画課長(重堂真一君)
ふるさと寄附金の経費でございます。寄附額の増に伴い経費も上乗せとなっております。戦略的な費用が入っているのかという点でございますが、広告等の経費だと思いますが、国の制度で、募集に要する費用というのを5割以内、謝礼品の金額は3割以内に抑えれというような指示がありまして、なかなかそこを超えた動きというのは無理かと思います。そのような中で、決められた割合の中でいかに寄附が集められるかというような形を考えながら今までもやってきましたし、これからも取り組んでまいりたいと思っております。
そんな中で、当初、募集のポータルサイトも一つで平成26年に開始したんですけれども、その後一つ増やしたのと、今年度、令和3年度においても一つポータルサイトを増やしまして、現在三つのポータルサイトを活用させていただいて寄附の募集を行ってございます。
そちらのサイトを増やせば寄附が集まるのかというような形もあるんですけれども、サイトによってはかなり手数料がかかってしまうということで、それが先ほど言った全体の経費を圧縮する懸念もありまして、今は三つのサイトで、そこが手数料が低いということで、あと、より効果的に寄附が集められるようなサイトということで選んで取り組んでございます。新年度もその手数料等の割合もにらみながら、可能であればポータルサイト増やしてまいりたいと思います。
それに至っては、基本的には手数料、寄附金額に対する手数料でお支払いしますので、改めてポータルサイト増やしたからといって特別、費用が割増しでかかるというようなもので、基本はそういうふうな形になっておりますので、全体の経費の割合もにらみながら、可能な限りポータルサイトの増というのも検討してまいりたいと考えてございます。
休憩(午後 0時02分)
農村地域の光回線網の整備事業でございます。今おっしゃられたように、昨年、3月5日をまずは一旦事前申込みの締切り期限として受付をさせていただいたところでございます。その後も随時受付を進めてまいりまして、現時点では475世帯から603回線の申込みをいただいているところでございます。
それで工事の進捗でございますが、当初説明していたように、この事業、年度内完了というような形の制限がかけられてございまして、町内の工事につきましては順調に進められておりまして、間もなく工事が全て終了するというふうに事業実施主体からは聞いてございます。
その後、年度明けて4月早々には、事前申込みをいただいた御家庭に電話、それから郵送で御案内をさせていただくというような予定をしているようでございます。そこの郵送の部分で本申込みというんですか、申込みをいただくような形でございまして、それに基づきましてNTTさんのほうで個別の各家庭に引き込むような工事を、申込者と事前に調整して工事が進められるというふうに聞いていますが、先ほど言ったように600回線の申込みが一斉に来たと想定した場合に、かなりこなしていくのが日数がかかるのかなというふうにNTTさんも想定してございまして、4月でございますので、通常の引っ越しで工事を申し込む方も一定程度いらっしゃると思いますので、そこは申込み順に処理をしていくというふうには聞いていますので、ちょっと時間は要してしまうことは想定されますけれども、そのような形でお持ちいただければと思います。
以上でございます。
156 ◯委員長(上野美幸さん)
鴨川委員。
157 ◯委員(鴨川清助君)
今報告いただきましたので、475世帯であったということでございます。これで農村地区の全体を網羅することができたのかどうかということが1点と、実は、令和3年度内にそういった整備をするということでございましたので、令和4年からもう光回線がスタートするものだというふうに、自分が勝手に勘違いしていたのかどうか分かりませんが、そういう思いで、いろいろ聞かれる人には、もう4月から十分光が来ますのでいろいろなことが便利になる、いろんなことができるようになるよというようなことを言っていたんですけれども、実は、今説明があったように、申込みそのものを3年度内にやって、事はこれから、4年度にならないと大きな意味では進まっていかない、4年度になってから、これから郵送をし、申込みを取って、そこを経てから603回路というんですか、そういった場所に設置をしていくというようなことのようなんですけれども、そうすると実際光が使えるようになるのはいつなのかというのがちょっと自分にとっては見えてこないような状態になったのかなというふうに思うんですけれども、その辺はどのように考えているのかというようなことをもう一度よろしくお願いしたいというふうに思います。
158 ◯委員長(上野美幸さん)
重堂企画課長。
159 ◯企画課長(重堂真一君)
今御質問いただいた件でございますけれども、農村地域全てが網羅されたかというような問いに関しましては、町内隅々までくまなく光回線が整備されたということでよろしいかと思います。その中で、申込みがあったところだけを引いたということではなく、あくまでも既存の電話線ですか、メタル回線とおっしゃるようですけれども、既存のメタル引いている場所には光回線が隅々まで行っているということでございますので、現時点で申し込んでいない方がいらっしゃったとしても、この後申込みいただければすぐ御家庭の中に光回線を引いてサービスを受けるということが可能でありますし、通常の電話線が行っている沿線であれば、新たに転入されてきて家を建てたとしても利用できるような状態にはなっているかと思いますが、既存で電話線が行っていないようなところに引いてくれとなりますと、これはNTTさんとの相談になるかと思います。
それから、サービスの開始でございますが、これは音更町ばかりでなくて、NTTさんが統一で決めている基準で、あくまでも4月上旬に御案内を差し上げまして、早い人であれば4月の中旬から工事を開始して、4月中旬にはもうサービスが開始になりますというような説明でございますので、これから申込みを取りまとめることになりますが、これも早い者順、受付順で工事を進めていくということでありますので、早い人は4月中旬なんですけれども、場合によっては、遅い人であれば数か月後になってしまうというようなことで説明を受けているところであります。
これまでも再三にわたって早く御案内をさせてくれないのかですとか、できるところから工事を進めてくれないかというような話はしているんですけれども、どちらの町村からも同じような話をいただいているようでありますが、どこの町に対してもそのような進め方をさせてもらうという説明をしているということでお聞きしているところでございます。
160 ◯委員長(上野美幸さん)
鴨川委員。
161 ◯委員(鴨川清助君)
今の説明で、これからそういうふうになっていくのかな。極端なこと言うと、当初の申込みをした人は、即来てほしいのですぐ申し込んだと。それからもう1年もたっているんだけれどもというようなことでございます。自分たちのところも、当然固定電話が引かれているところしかこれは行けないよということも十分承知をしているわけですけれども、軒先も2回ほどもう来ていますので、もうそこまで来ているんだろうなというふうに思います。思うんですけれども、4月にならないと事は始まらないというふうな契約先といいますかNTTさんの事情もあるのかもしれませんが、その後どうなるかというと、極端なことを言うと、音更にも42局、43局、44局、45局と局番が何か所もあるわけですけれども、そのごとにしか進まないというふうにもちょっと聞いているんですけれども、そういった中になると、今、早い人で4月中旬からと言うけれども、どこの局がそうなっていくのかもまだ示されていない部分がNTTさんのほうにもあるのかなというふうに思います。
それとあわせて、これが一斉になるとすれば、これからいろいろなトラブルが起きてくるんでないだろうか。例えば、役場のほうから頼まれて来ましたということであったり、NTTのほうから来ましたということでいろんな契約を迫る部分も、よくあるところの悪質な、詐欺ということはないですけれども、そういういろんなものがこれから出てくるのかな。それも音更だけでないということになると、そしてまた、どこから始めているのかということが明らかになっていない場合、当然その訪問的な契約が入ってくるのかな。
そういったものが、部署は違いますけれども、町民課等とも十分連携してそういうことがないようにお願いしたいことが1点と、そうはいいながらも、契約するのかしないかというのは、各戸の要望というのが聞いて回れるような気するんですよね、工事とは別に。そういった中身では、当然いろんな工事が始まるのは資材であるとか機材がそろわないとできないこともあるかもしれませんが、聞き取りをすることは前倒しして物事ができるんでないかというふうな自分の考えでございますけれども、そういったことも思いますので、ぜひとも一日も早い進行をよろしくお願いしたいということを要望して終わります。
162 ◯委員長(上野美幸さん)
重堂企画課長。
163 ◯企画課長(重堂真一君)
今おっしゃられましたように、私も同じように思って、再三にわたり、早く御案内をさせていただいたりだとか、いつ申込みを開始するだとかという情報ぐらいは出させてくれないかというのは申し上げさせてもらったんですけれども、あくまでも4月上旬に御案内し、4月中旬からの加入工事の開始というような説明にとどめてくれというような話でございまして、その間何回も同じようなやり取りはさせてもらったんですけれども、そうさせていただきたいし、そのようにほかの町村にもお話をさせていただいているということでございますので、大変申し訳ないですけれども、その辺は御理解いただきたいと思います。
それから、悪質な加入電話等、勧誘ですか、があった場合というのもありまして、既に事前の申込みをした後から、そういった連絡がありましたよというようなお話も町内でもお聞きしておりまして、ホームページ等でも注意喚起はさせていただいているところでありますが、また改めて、工事等が進んでいく、申込みが開始になりますと、そういったタイミングに便乗してこれらの勧誘があることも想定されますので、その辺、いろんな情報も注視しながら必要な注意喚起はしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
164 ◯委員長(上野美幸さん)
ほかに質疑ありますか。
方川委員。
165 ◯委員(方川克明君)
45ページの広報発行費の部分ですけれども、町が頑張って、町の広報紙をどうぞ見てくださいというような形で、コミセンだとか地域会館、コンビニ、商業施設等に私が見る限りでは十分部数が置かれているというようなことで、恐らく町民の方は、町内会に入っていない人なども見ているんではないかというふうに思うんですけれども、広報紙、印刷部数ですけれども、この3年ぐらいどのような全体の印刷部数の数になっているのか。
それから、自分の町内会も高齢ひとり住まいの方が、お父さん、お母さんが心配だから、帯広の子どものところに行って空き家になる、それから札幌の子どものところに行って空き家になるということで、地域の町内会の戸数が減してきているのは周りの町内会を見ても顕著なこととしてあると思っています。これから、音更の推計では、人口減少は微減という形で想定されていて総合計画も策定されたわけですけれども、広報紙は人口減少社会の状況を受けて見通しなど、広報についてはどのように考えているか教えていただきたいというふうに思います。以上2点お願いします。
166 ◯委員長(上野美幸さん)
赤崎広報広聴課長、お願いします。
167 ◯広報広聴課長(赤崎範子さん)
まず、広報紙の印刷部数についてですけれども、申し訳ございません、今何年度は何部印刷したという数字は大変申し訳ないんですが持ち合わせていないんですが、予算を組むに当たって、年間で18万5,030部印刷するという予算立てをして組ませていただいています。
今後の人口が減ってきて世帯が減ってきているというお話いただいているんですけれども、実は音更町の場合は、人口は減っているんですけれども、逆に世帯数が人口の減っているのに反して増えている状況もありまして、というのは、単身世帯であったりですとか、その家庭の事情によって同じおうちについてでも世帯を分けたりですとか、あとは施設に入所されたりですとかいろいろなことがあって、過去5年ぐらい前と比べると約500ほど世帯が増えているという状況になっております。こういった状況がこの先どうなっていくのかというのは、非常に推計するのは私どもとして難しいなというふうには思っているんですけれども、印刷部数ですとかそういったもの、あとコンビニ等への配置、そういったことに関しましてはその状況に合わせて柔軟に対応していきたいと考えております。
以上です。
168 ◯委員長(上野美幸さん)
方川委員。
169 ◯委員(方川克明君)
今、課長さんから答弁いただいたわけですけれども、現在のそれぞれのところに町の広報紙が置かれている、そのことについて町民からの特段不満はないんだと思うんですけれども、現状では広報広聴課としてはどのように、町民の評価得られているんでないかとかその辺のこともお聞かせ願いたいと思うし、この18万5,030部というのは、僕が聞きたいのは、これは、この部数は去年と同じですよということでしょうか。その2点お願いします。
170 ◯委員長(上野美幸さん)
赤崎広報広聴課長。
171 ◯広報広聴課長(赤崎範子さん)
まず、町内の全てのスーパーとコンビニに置いている部数については持ち帰りの率を毎月記録をしておりまして、大体8割方持ち帰りいただいているということで、広報をどこに行けばもらえますかというお問合せがあった際にも、お近くのコンビニですとかスーパーに置いてありますのでぜひお持ちくださいということで御案内したところ、特に問題なく取りにいっていただけているという状況だと思っております。そのコンビニとかに置く部数についても、その都度残っている状況ですとか残部の状況ですとか把握しながら、多く持ち帰られているときには次の月に足したりですとか、そういう小まめな対応をさせていただいております。
広報の印刷部数につきましては、例年同じぐらいで予算を取って、少し足りなかったり少し余ったりという状況で、あまり過不足なく推移していますので、例年どおりの部数で計算させていただいております。
以上です。
172 ◯委員長(上野美幸さん)
ほかに質疑ありますか。
ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。
以上で本日の日程は終了しました。
明日10日は午前9時半から開きます。
本日はこれで散会します。
お疲れさまでした。
散会(午後 1時43分)
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